2019/09/11

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「言葉」とは???

「言葉」とは???

言葉つまりは、声によって1日が変わる。もっと言えば、毎日が変わる。
先ほども話したように、声によって1日や毎日が変わってくる。それほど大きな力を秘めています。
昔から日本人は、「言霊」と言って、言葉には霊力が宿ると考えられてきました。簡単に言えば、いい言葉を発すれば良いことが起きて、悪い言葉を出せば悪い事が起きるという考え方です。

いい言葉とは、ついてる、嬉しい、楽しい、ありがとう、感謝します、愛しています、許します等の、人に安心を与え、認め、許してあげる言葉。
悪い言葉とは、ついていない、不平不満、愚痴泣き言、悪口に文句、心配事、許せない等、聞いた人を不安にさせ、緊張させ、暗くする言葉の事です。

つまりは、明るい言葉を出して、人を褒めて喜ばせていたら、自分にいいことが起きてくる。暗い言葉を出して、後ろ向きな事ばかり言っていると、不幸な事が起きてくるんです。
最近になって、この考え方が、いろんな分野で注目されています。
例えば、最近の脳科学では、「脳は主語を理解出来ない」という事が分かって来ました。脳は、言葉の意味は分かっても、誰に向かって出した言葉か判別できない。つまり、人に対して言った言葉でも、自分が言われたのと同じように判別するのです。

では、悪口を言った場合はどうなるのか?
人は、悪口を言われた時、心の面では自尊感情が傷付いて自分の評価が下がり、体には「危急反応(ききゅうはんのう)」という現象が起こります。これは動物時代の名残で、攻撃されることでいつでも戦ったり逃げたり出来るように、体が緊張状態になる事です。
なので、いつも人の悪口を言う人の精神状態は、常に人から悪口を言われているのと同じ事になります。言えば言うほど心が傷付き、体はこわばっていくのです。

では逆に、人を褒めると、どういう事が起こるのか。
脳は主語を理解できないので、自分が褒められていると思うんです。
褒められるという事は、認められ、許されるという事で、安心につながります。そのため、人を褒めれば褒めるほど、周囲の人が安心するのはもちろん、自分の安心感も増していくので、負の感情が減り、精神的に安定します。

そして、人間の体は、不安になるとこわばり、安心すると緩むという特徴があるので、人を肯定する言葉を出すほど、自分の体調も良くなります。
こうして、心と体の状態は、出す言葉によって変化していきます。

人を褒めて喜ばせる事は、自分が褒められているようなもの。心身が安定して、楽になる。対して、愚痴や不満や泣き言を言う事は、人から悪口を言われているようなもの。自分の心身が不安定になって、辛くなるのです。
 
このことは植物にも言えるそうです。かける言葉によって、植物の成長が変わってくるということですね。
実際にある研究結果として、観葉植物に語りかけながら世話をすると、生育がよくなる。語りかけではありませんが、クラシック音楽を聴かせて育てたトマトも実際に普通のトマトよりも糖度が高いそうです。もちろん、植物が人間のように声を出して話をすることはありません。まさか、人間の言葉がそのまま理解されることはないでしょうが、「いい子、いい子」などと話しかけながら毎日なでてやっていると、何も声をかけない花と比べると、早く花をつけるようになるという例は、実際よくあるそうです。
このように、言葉・声は自分自身だけでなく、相手・人間以外の動植物にも大きな影響を与えるんです。

肥料は生物を大きく逞しく成長させるために使われるものです。
私たちの「声」はまさしく、時には人生を大きく逞しく、豊かにするもの。そして、時には人生をどん底へ、不幸にしてしまうものなんだなと感じます。

実際に、日本の皇室を始めとして、全世界の財閥や名家など、責任の大きい家庭では、必ず教育の一環として後ろ向きな言葉を使わず、全て前向きで綺麗な言葉を使わせるという、「言語調整」を行うそうです。それだけ言葉は重要視されているんですね。
たかだか言葉一つと思うのは簡単ですが、大きな事を成す人は、そういうところにも目を向けているのかもしれません。
言葉をきちんと使う事は、一つの修行。

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