2020/06/08

コミュニケーション

【コミュニケーション秘伝術】アサーション

◾️アサーション:自分も相手も大事にして、主張はしっかり行うものの、相手は傷つけない、絶妙なコミュニケーション方法
→コミュニケーションにおいては「自分と相手双方を大切にするという「円滑さ」に焦点を合わせた概念」

▼自己主張の3つの種類と具体例

・アグレッシブ(攻撃タイプ)
* 思ったことをズバズバ言ったり大声を張り上げたりと主張が強い
* 自分の意志を全うするためであれば、明確な悪意が伴うこともある
* 勝ち負けで物事を決める(いわゆるマウンティングを好み、常に優位に立とうとする)
* 精神的に幼い
→ジャイアンというニックネームの、体が大きな大将肌の少年で、主張が強く、いつも大声で怒鳴り散らしています。ケンカっ早く、勝ち負けにこだわるところはまさに攻撃型といえるでしょう。
ただ、友情に厚く妹に優しいという人情家の面や親に頭が上がらないという一面も持っています。悪ガキながら憎めないキャラクターです。


・ノン・アサーティブ(非主張タイプ)
* 自己主張が控えめ、もしくは苦手
* 物静かな性格といった印象
* 曖昧な言い方でかわすことを好む
* 言い訳が口癖になっている
→物語の中心的な位置付けにある少年・のび太です。まさにノン・アサーティブの代表のような性格をしており、控えめかつ息を吐くように言い訳を繰り返します。しかし、そんな彼だからこそいつも助けてくれるドラえもんの存在が際立つのでしょう。
またマイナス面に反し、人の痛みを理解できる優しい少年で自然を大事にするといった温かい側面も持ち合わせています。



・アサーティブ(攻撃的タイプと非主張タイプの黄金比)
* 自分の気持ちを率直に伝えつつ、なおかつ相手の気持ちも考えられる
* 場の空気まで重んじる
* 適宜表現をチョイスできる
* アサーティブ型を人に薦められる
→黄金比ともいえるアサーティブを使いこなせるキャラクターには、ヒロイン的な立ち位置であるしずかちゃんが挙げられます。可愛らしく人気者、さらにしっかりしていて勉強もできるなど、ステータスまでもバランスが取れている少女です。
彼女は、のび太のあこがれの女の子でもあります。主張するところは主張し、引くところは引ける、だからこその人気でもあるのでしょう。



▼アサーショントレーニング
→重要なこと:相手の気持ちをしっかり考えながら、自分の気持ちや考えや信念を、いかにその場にふさわしい方法で表現するか
→基本:自己主張の段取りです。相手主体ではなく、自己を主体とした表現から入ります。自分を基準とした例を見せてからコミュニケーションが始められるため、円滑なやりとりが目指せます。

①You(あなた)ではなくI(私)から始めるコミュニケーション
「あなた」を主語にすると相手を責める口調になりやすいですが主語を「私」に変えると、自分の主張を相手を傷付けずに伝えられるのです。
You(あなた) 「(あなたは)いつもどうしてそう報告書の提出が遅いのか」
I(私) 「(私は)あなたの報告書が早いと助かるよ」


②気持ちを伝えることで主張しやすくなる
感情や今の気持ちを伝える表現を加えることで、正直な意志が伝えやすくなるでしょう。たとえば「~していただけると助かります」、「~に困っています」などです。
非主張的なコミュニケーションパターンで主張が苦手な人は、これによって伝えやすくなります。


③お願いの表現を使うことで、意見の対立を防ぐ
「~すべきだ」「~しなさい」と断定、支配、命令的な主張ではなく「~して欲しい」「~してください」というお願いの表現を使えば、互いの意見が違っても話し合いの余地が生まれるのです。


④否定的な言葉ではなく、肯定的な言葉にする
「~できない」という否定的な言葉は相手が受け入れにくいものです。しかし、日常の場面でも、職場でも否定的な言葉を言わなければならないことはあります。否定したくないから曖昧にして言葉を濁すのは問題外でしょう。
「明日の納期は厳しいのですが、明後日の早朝でしたらなんとかなりますがどうでしょうか」というように否定で終わらせず、前向きな善処策を一緒に提案することで、相手は受け入れやすくなるのです。

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